サカノハマナカ Ｂ２クラス昇級後は後方からの競馬が続き、勝ち負けに加われていない。キレで勝負したいだけに、馬場の脚抜きが良くなるのはプラス材料だが、良績を残せていない特別条件になるここで持ち味を生かせるか疑問。上位争いするには展開の助けが必要になる。うまくいっても入着が一杯。

　メトーフウマ 昇級の特別戦で相手強化、斤量増加と条件は厳しくなるが、時計勝負なら、このメンバーが相手でも通用して不思議はない。あとは同型が揃うだけに、捌き切れるかがポイント。前走のように先手を取り切れれば渋太い馬。障害巧者で６４０キロの荷物にも不安はない。持ち味を生かせれば勝ち負け可能。

　ブラックテーオー 前走８着に敗れたとはいえ、脚抜きのいい馬場での時計勝負と速い脚を使えないこの馬には展開が不向きだっただけに仕方がない。１分４０秒台を切る時計になると厳しくなるだけに、ここも馬場状態がポイント。自己条件に戻れば互角にやれる力を持っている馬。時計面での課題はあるが、条件的には巻き返しても不思議のない場面。