サクラダイチ 決め手を欠く面はあるが、障害は常にひと腰と安定した走りを続けている。今回は下のクラスとの混合戦になるし、このメンバーの中に入れば力量的にも上位で通る。今季も１分３０秒台前半で走れているように、軽馬場の時計勝負には対応可能。持ち前の登坂力を生かして前残りが狙える。

　オレノタイショウ 前走は差し届かずの２着も、障害はひと腰でまとめていたし、上々の内容だった。今回も特別条件だが、前走と同じ６５０キロなら崩れる心配はない。上のクラスとの混合戦とはいえ、昨年度はＡ２条件で勝ち負けしていただけに、この中に入っても互角以上にやれる。デキも良く、引き続き好勝負期待。

　ツガルタイショウ 昇級の特別戦になった前走。結果は５着だが、厳しい展開でも障害ひと腰と内容は良かった。今回も前走と同条件。登坂力勝負ならこのメンバーが相手でもヒケを取らない走りが可能。慣れが見込めるし、馬場の脚抜きが良くなるここは末の粘りも増してくるはず。ひと押し利けば圏内十分。