ミスタカシマ 前走は珍しく障害で手間取りスムーズな走りができなかった。それでも勝ち馬から７．７秒差の５着と大きく崩れなかったのはデキの良さを証明するもの。今回は自己条件に戻っての特別戦。相手は強化されているが、最軽量の７６５キロならこの中に入っても見劣ることはない。本来は巧者だし、もうひと呼吸入れて仕掛けることができれば障害のカカリも良化してくるはず。デキ落ちはなく、無視できない。

　メジロゴーリキ 前走は障害で止まり、二の腰を入れた時に外側にヨレて転倒してしまいしんがり負けとさっぱりの結果。ただ、今回は特別条件で斤量が軽くなって７９５キロ。これくらいの荷物ならひと腰でまとめられるし、障害の修正は十分に可能だろう。中間も変わらず素軽い動きを見せており、デキに関しては不安のない状態。北見記念を快勝しているようにここでも勝ち負けに加われる力を持っている馬。見限りは禁物。

　ホクショウマサル １５キロ加増された前走は障害で止まったが、しっかりと腰を入れて三腰でまとめてゴール前で粘るシンザンボーイを捉えて今季６勝目を挙げた。今回も増量されるとはいえ、５キロなら不安はない。止まってからの腰の入りも安定しており、大きく崩れる心配はない。実績上位馬とは斤量差があるし、このメンバーの中に入っても互角以上にやれる馬。連勝中で勢いにも乗っている。３連勝が期待できる。