ヤマトタイコー 前走２着も、この馬の走りはできていたし、レースぶりは良かった。特別条件で賞金ハンデが２０キロと増量されて７４０キロとなるが、障害は安定しており、ここもひと腰が可能。出走馬中最多の１１勝を挙げているように、今季に入ってからの地力強化が目立つ一頭。好勝負期待。

　センショウニシキ 昇級２戦目となった前走は３着。平場条件で斤量が減量されたこともあるが、すんなりと先行できたことが好走の要因だろう。障害は安定しているだけに、特別条件でもひと腰が可能。前走のように前で流れに乗れるようならチャンスがある馬。軽くは扱えない。

　ヤマトテンリュウ 平場の前走でも直線で甘さを見せていたように、スピードとキレで勝負したい馬だし、特別条件で斤量が増加されるここで持ち味を生かせるか疑問。決勝で相手も揃っており、勝ち負けするには馬場と展開の助けが必要。入着が一杯。