フクトク 平場の前走は早めに動いて行った分、障害で止まったが、腰を入れて三腰でまとめていた。差し届かずの３着も、上々のレースぶり。テンに置かれる面があるだけに、ここもスムーズに流れに乗れるかがポイント。力はヒケを取らないものを持っているし、追走で手間取らなければ上位争いが十分に可能。無視はできない。

　ブチオ 前走は障害で止まってからスムーズに次の腰が入らずに大きく手間取り６着とひと息の結果。今回は特別条件で７５５キロと斤量が増加されているし、障害にムラが残るこの馬には厳しいだろう。前々走のようにすんなりとまとめればチャンスもあるが、アテにしづらい面が多く、手を出せない。

　ブラックサファイア 一気に３５キロ増量された前走は道中、障害下で息を入れてのレース。課題の障害はひと腰でまとめており、５着に敗れたとはいえ、内容は良かった。ここも後方からの競馬になりそうだが、決め脚は強烈なものを持っているし、前走の勝ち馬が不在の組み合わせなら、障害次第では首位争いも可能。デキ良く、チャンスが十分にある。