レイワレデイー 馬場の脚抜きが悪くなった前走でも障害ひと腰でまとめてそのまま粘り込み４着と上々の走り。詰めの甘さがあり、あと一歩のレースが目立っているが、馬場の軽重を問わず障害はひと腰と大きく崩れる心配はない馬。ここも力量差のない組み合わせ。この中に入れば登坂力は上位で通る馬。強力な同型も不在だし、持ち味を存分に生かせる条件。警戒が必要。

　キャロル 前走も障害で膝を折ってしまい立て直せず大きく手間取り７着とひと息の結果。斤量２度目で慣れは見込めるが、本来はキレで勝負したいだけに、ロータリーハロー掛けの影響で脚抜きの悪い馬場では厳しい。障害での膝の甘さが目立つし、大きな変わり身は望めない。

　アアモンドコハル 取消明けのレースとなるだけに、順調に使われてきた馬とは仕上がりの差はありそうだが、この馬も中間は素軽い動きを見せており、力を出せる状態にはある。障害は安定しているし、６１０キロと斤量が増加されるここでも崩れる心配はない。あとは決め手を欠く面があるだけに、終い踏ん張り切れるかがカギ。我慢できれば前残りが可能。