センリョウボス 特別条件で４５キロ増量された前走。若馬が展開を作り、流れは忙しくなったが、しっかりと障害をひと腰でまとめて勝ち馬から僅差の３着と上々の内容だった。今回は上のクラスが相手の混合戦も、デキのいい今ならこのメンバーの中に入っても互角にやれる。前走と同じ７１５キロなら障害で手間取る心配はない。中間も変わらず素軽い動きを見せており、好調を維持している。首位争いが期待できる。

　ノエルブラン 前走７着に敗れたとはいえ、障害をひと腰でまとめてトップ抜けとこの馬の走りはしっかりとできていたし、結果ほど内容は悪くなかった。今回もすんなりと先行できそうな組み合わせ。持ち味である登坂力を生かせる場面。あとは決め手を欠く面があるだけに、終い踏ん張り切れるかがポイントとなる。降りてから我慢できればチャンスも出てくる。注意したい。

　ナカゼンガキタ 久々の実戦で昇級緒戦と条件は厳しくなるが、下のクラスとの混合戦でこのメンバーが相手ならヒケを取らない走りが可能。ここもペースが速くなることはない。息を入れて運べれば、２５キロ増量されるここでも大きく崩れることはない。中間の動きは悪くなく、力を出せる状態にはある。ロータリーハロー掛けされた馬場にも対応できるし、軽くは扱えない。