ウンカイタイショウ 一昨年度は地吹雪賞、スピードスター賞ともに３着と好成績を残したが、昨年度は疾風賞６着。追加参戦となったスピードスター賞では９着と結果を残せなかった。それでも２戦ともに１分を切る時計では走れており、内容的には悪くない。初挑戦馬が多い組み合わせ。スピードの衰えは見られないし、経験を生かせれば上位進出可能。持ち時計もあり、無視はできない。

　ゴールドハンター 前走は差し届かずの４着も、７３０キロをふた腰でまとめており、上々のレースぶり。今回は５００キロ定量戦で一気に斤量が減量されて、４９０キロとなる。この荷物なら障害で手間取る心配はないし、持ち味であるスピードを存分に発揮できる。今季柏林賞を制して重賞２勝目を挙げているように、確実に力をつけている。昨年度のスピードスター賞の覇者メムロボブサップが相手でも、切れ味勝負ならヒケを取らない。ここは首位争いに加われる。

　シンザンボーイ ５００キロ定量戦は今回で３回目の挑戦となる。４歳時に初挑戦となった地吹雪賞では１分２秒９で７頭立ての７着としんがり負け。５歳時の稲妻賞は１分９秒４で７頭立ての６着と結果を残せていない状態。今年で１０歳だし、若馬相手の時計勝負では分が悪い。テンに置かれる面あり、入着が一杯。