コウリュウ 前走しんがり負けも、勝ち馬から１３．７秒差と大きく離されていない。走破時計も悪くなく、悲観する内容ではなかった。Ａ１クラスでは結果を出せなかったが、今回はＡ２条件に降級となる。このメンバーが相手なら時計の比較でも見劣ることはない。軽馬場の切れ味勝負になっても、対応は十分に可能な馬。斤量にも慣れが見込めるし、無視はできない。

　オロロンマツ 前走７着に敗れて３連勝はならなかったが、Ａ１クラスでのレースで相手が一気に強化されていたことを考えれば仕方のない結果。厳しい展開の中でも、障害はひと腰でまとめていたし、レースぶりは悪くなかった。今回はＡ２条件に降級しての一戦。このメンバーが相手ならヒケを取らない力を持っている。切れ味勝負は得意としており、再度、脚抜きのいい馬場で走れるのはプラス材料。巻き返し可能。

　ニシキマリン 足元に不安が出て前走は出走を取り消したが、この中間は素軽い動きを見せているし、体調面に関しては不安のない状態。仕上がりも良く、力を出せる。Ａ１クラスでも差のない走りをしていた馬だけに、Ａ２クラスでこのメンバーが相手なら互角以上にやれる。１分２０秒台後半の持ち時計しかないが、血統的にも、軽馬場は向くし、力をつけた今なら時計の短縮は十分に可能。警戒が必要。