キララ 前々走で大きく手間取った障害を前走はひと腰でまとめていたが、前半９３秒と十分に息を入れて追走して行ったもの。斤量２度目で慣れが見込めるとはいえ、詰めるとまだ不安が残る状態で、ここも無理せずに後方からの競馬。ためたとしても、終いそこまでの脚を使える馬ではないし、うまく流れが向いたとしても入着が一杯。

　マルオコウリキ 昇級緒戦の前走は４着と掲示板を確保できたが、通算賞金順の編成で１３組でのレース。今回は７組で相手が一気に強化されている。障害は安定している馬だし、大きく崩れる心配はない。ただ、この中に入って勝ち負けまでは難しい。経験を積む必要がある。

　ニシキホワイト 基礎重量が増加された前走は、前々走で膝を折ったこともあり、道中からじっくりと構えて行き、障害に重点を置いた走り。結果は差し届かずの２着に敗れたが、ひと腰でまとめていたし、レースぶりは良かった。今回の組み合わせなら息を入れて追走しても、前で流れに乗れる。力量的にも上位で通る馬。今季初勝利が期待できる。