シンエイボブ 息を入れて追走しているとはいえ、障害はきっちりとひと腰でまとめているし、安定した走りを続けている。今開催から基礎重量は増加されているが、今のカカリなら大きく崩れる心配はない。三クラス混合戦でこのメンバーが相手ならヒケを取らない走りが可能。好調を維持しており、チャンスがある。

　カイセドクター 前走は障害で止まったが、すぐに二の腰を入れてふた腰。降りてからも最後まで脚を伸ばしていた。２着に敗れたとはいえ、内容は良かった。今回は自己条件に戻っての特別戦。格上馬が相手となるが、このメンバーの中に入ってもヒケを取らない力を持っている馬。斤量減は好材料だし、無視はできない。

　コウシュハレガシー 前走はすんなりと先行でき、マイペースで運べたこともあるが、久々に障害をひと腰でまとめて３着と好走。ただ、今回は強力な同型が揃っており、前走のような楽な展開を刻めるか心配。昇級と基礎重量の増加で２０キロ加増されているし、この中に入って勝ち負けまでは難しいだろう。狙いづらい。