トワトラナノココロ 久々の世代限定戦となった前走でも障害をひと腰でまとめトップ抜けしてそのまま押し切りと好内容のレースで完勝。昨年度悩まされた足元の不安が解消し、安定して力を発揮できるようになった。今回は自己条件の特別戦で格上馬が相手となるが、５連勝中で絶好調と言える状態にあるし、今のデキと勢いを考えればこの中に入っても互角以上にやれる。６連勝が狙える。

　センリョウボス 前走は差し届かずの３着も、前々走で膝を折ってふた腰かかった障害をひと腰でまとめていたし、復調気配を感じさせる内容。昨年度はＡ１クラスで勝ち負けしていた馬だけに、障害さえスムーズなら前走くらい走れる馬。叩かれつつ体調の方も上昇しており、斤量２度目で慣れが見込める今回は勝ち負けに加わっても不思議はない。

　マルミゴウカイ 前走は障害で止まってからの腰の入りがひと息で４つかかった。それでも降りてからは猛然と追い上げて行き、なんとか２着は確保。今回は自己条件に戻っての特別戦。１０キロ加増されるが、春先で荷物が軽いため、斤量には対応できる。あとはここもスピードのある先行馬がいるだけに、ペースがカギ。道中で息を入れて行ければ修正は可能。実績上位の存在で巻き返し期待。