ジェイエース 昨年度はＡ１、オープンクラスに上がってからは勝ち星こそないが、１０戦してすべて掲示板を確保と安定した走りを続けている。今季はＡ１クラスからのスタート。慣れが見込めるし、このメンバーが相手ならヒケを取らない。馬場状態は微妙だが、１分３０秒台の持ち時計はあるように、スピード決着になったとしても、対応は可能だろう。仕上がりは悪くなく、緒戦からチャンスが十分にある。

　コマサンエース 世代限定となった前走は同型が揃っていたこともあって、本来の走りをさせてもらえなかった。今季から若手の減量は特別条件では反映されなくなり、金田騎手騎乗のここでも他馬と同じ６７０キロで出走となる。これくらいの荷物なら道中で多少無理しても障害で手間取る心配はないだろう。馬場の脚抜きが良くなるのもプラス材料だし、ひと押し利けば圏内進出可能。

　ウンカイタイショウ 斤量を背負うと障害で膝の甘さを出し、スムーズな走りができないだけに、春先の番組改編で荷物が軽くなるのはプラス材料。６７０キロの荷物なら押っつけて行っても障害で手間取る心配はない。除外明けのレースとなるが、休催期間中にしっかりとケアされて、デキに関しては文句のない状態。この中に入れば力量的にも上位で通る馬。障害を早めに抜けて押し切りも狙える。