ハマノダイマオー 今回は自己条件でのレースとなり、荷物は軽くなるが、特別戦で７４０キロ。同斤量の前々走では障害で止まってからの腰の入りがひと息で８着に敗れているように、ここも大きな変わり身は望めないだろう。もう少し障害のカカリが安定してこないと勝ち負けまでは難しく、うまく流れが向いたとしても入着が一杯。手を出しづらい。

　センリョウボス 特別条件で７４５キロとなった前走でも障害をひと腰でまとめて直線抜け出し完勝と言える内容だった。今回は賞金ハンデが増加されて７５０キロと増量されるが、障害が安定している今なら大きく崩れることはないだろう。あとは前走不在だった５歳馬が作る流れに対応できるかがカギとなる。近２走のようにスムーズに流れに乗って前で捌ければ上位進出のチャンスも十分にある。勢いにも乗っており、連勝も狙える。

　フェアリースズ テンに置かれる面はあるが、前走は行き脚もつき、スムーズに流れに乗れていた。障害をひと腰でまとめて降りてからもしっかりと脚を伸ばしていたし、差し届かずの２着も、内容は良かった。賞金ハンデの増量で加増されるが、５キロなら対応可能。この中に入っても力で見劣ることはない。前走のように追走で手間取らなければ差はない。