シュトラール 賞金ハンデと基礎重量の増加にともなって１５キロ加増された前走でも障害はひと腰とレースぶりは悪くなかった。ただ、息を入れて行ったもの。重賞で更に増量されるし、ここも後方からの競馬。この相手に終い一辺倒で勝ち負けとはいかない。うまく行っても入着が一杯。

　シンエイアロー Ａ１再昇級となった前走は障害をひと腰でまとめてそのまま粘り込み２着と上々の内容。障害には自信を持っている馬だし、重賞で斤量が増加されるここでも手間取る心配はない。あとは末の甘さがあるだけに、終い踏ん張り切れるかがカギ。降りてから我慢できれば前残りのチャンスも出てくるが。

　ショウワノチカラ 障害は常にひと腰でまとめており、増量には対応できそう。ただ、Ａ２条件の前走でも終い伸び切れずに７着に敗れたように、一気に相手が強化されるここではどうか。大きくは狙えない。