フナノダイヤモンド 久々の特別条件となった前走は道中からじっくりと息を入れて追走して行ったとはいえ、前々走で膝を折って手間取った障害をひと腰でまとめていたし、上々のレースぶり。今開催から基礎重量が増加されて７００キロとなるが、ここも息を入れて追走できるし、再度ひと腰が可能だろう。前走に比べて組み合わせも楽になっており、この相手なら上位進出が期待できる。

　テンリュウフジ 平場となり、早めに動いて行った前走は障害で転倒してしまい競走中止とさっぱりの結果。１０月２日に行われた再検では素軽い動きを見せていたが、今回は基礎重量が増加された中での特別戦と条件が厳しくなる。障害が不安定な状態だけに、ここで勝ち負けまでは難しいだろう。一戦様子を見たい。

　カクセンキング 前走も得意としている脚抜きのいい馬場だったとはいえ、課題の障害をひと腰でまとめて直線抜け出しと好内容のレースで完勝。今回は特別条件で７００キロと斤量は増加されているが、今のカカリなら対応が十分に可能な荷物。このメンバーが相手でもヒケを取らない力を持っている。決め脚上位で通るし、障害を早めに降ろすことができれば首位も狙える条件。勢いにも乗っており、警戒が必要。