マオノダイマオー 前走はふた腰かかり、障害で余分な腰を使ったことが影響したのか、直線で一杯になってしまい６着。今回は特別条件で６６５キロと斤量が増加されているが、馬場の脚抜きが良くなるここなら障害の修正も可能だろう。切れ味勝負ならこのメンバーが相手でも互角にやれる馬。中間の動きも良く、デキ落ちの心配はない。巻き返しに注意。

　トワトラナノココロ 重賞で一気に斤量が増加された前走でも、障害をひと腰とこの馬の持ち味である登坂力を生かした走りはできていた。決め手の差が出て結果は４着に敗れたとはいえ、上々の内容だった。今回は自己条件に戻っての特別戦。この中に入っても登坂力は上位の存在だし、終い踏ん張ることができれば前残りのチャンスも十分にある。あとは馬体重の変動が激しいだけに、パドックでの状態に注意したい。

　サクラユウシュン 前走は久々に障害で膝の甘さを見せずひと腰でまとめ直線余裕を持って抜け出し完勝と言える内容だった。今回は特別条件で６４５キロと増量されるが、この組み合わせなら息を入れて追走できるし、対応も十分に可能な荷物。Ｂ２条件に昇級してからも勝ち負けを続けているように、このクラスでも実力上位で通る。切れ味勝負を得意とする馬で、馬場の脚抜きが良くなるのもプラス材料。勢いにも乗っており、連勝のチャンスもある。