トレジャーハンター 自己条件に戻った前走は障害をひと腰でまとめトップ抜けしてそのまま押し切りと好内容のレースで完勝といえる。今回は基礎重量と賞金ハンデの増加にともなって１５キロ加増されるが、障害に関しては不安のない馬だけに、克服は十分に可能だろう。１２歳でもまだまだ衰えは見られない。前走の勝ちっぷりも良く、引き続き好勝負期待。

　ホクショウディープ 下のクラスとの混合となるここでは力上位の存在で通るのだが、３戦連続しんがり負けと精彩を欠くレースが目立っている。今開催から基礎重量が増加されているし、障害が崩れている今の状態では厳しいだろう。もう少し良化してこないと手を出せない。

　キンメダル 勝ち切れないレースが目立っているが、障害で止まってからもしっかりと腰を入れて大きく崩れずに安定した走りを続けている。前走とほぼ同様の条件で前走の勝ち馬はいるが、１０キロあった斤量差も今回は５キロに詰まっているし、ふた腰かかった障害をひと腰でまとめれば十分に逆転が可能だろう。中間の動きも良く、デキに関しては不安のない状態。改めて期待。