カネサスペシャル 昇級してオープンでのレースとなった前走は障害で止まってからスムーズに二の腰が入らずに手間取り、しんがり負けとサッパリの結果。取消明けをひと叩きされた今回は体調面での上積みは見込めるが、特別条件で斤量が増加されているし、前走の内容からも大きな変わり身は望めないだろう。

　ミノルシャープ 息を入れて追走できたとはいえ、前々走で膝を折った障害を前走はひと腰でまとめていたし、結果は５着も、復調気配を感じさせる内容。５歳限定戦となるここでは力量上位で通る馬。あとは賞金ハンデを２０キロ背負い、７７０キロのトップハンデとなるだけに、斤量差を克服できるかがカギ。甘さを出さなければ勝ち負けに加われる。

　ジェイワン 自己条件に戻り、斤量が減量された前走は課題の障害をひと腰でまとめて直線抜け出し、快勝。今回は５歳限定の特別条件で７６０キロになる。同斤量の天馬賞では三腰かかり、５着に敗れたように、スムーズに障害を抜けられるかがカギ。力はヒケを取らないものを持っているし、障害次第では上位進出可能。