オオゾラシンスケ ５００キロ定量初挑戦となった昨年度の地吹雪賞は５１秒９で３着。スピードスター賞は５９秒２で７着と勝ち星は挙げられなかったが、２戦とも１分を切る走破時計をマーク。８歳でもまだまだスピードの衰えは見られないし、久々の５００キロ定量となるここでも昨年度の実績を考えれば大きく崩れる心配はない。このメンバーが相手の時計勝負なら互角にやれる馬。近走の内容も良く、勝ち負けを期待したい。

　アアモンドラッシュ 今季はばんえいオークスでも３着と好走できていたように、地力強化が目立つ。昇級緒戦となった前走でも障害をひと腰でまとめてそのまま粘り込み４着とレースぶりは悪くなかった。今回は５００キロ定量の選抜条件で一気に相手が強化されている。最軽量の４６０キロとなるが、このメンバーの中に入って勝ち負けとはいかないだろう。うまく流れが向いたとしても入着が一杯。

　ウンカイタイショウ 端コースに入った前走は多少テンにモタつくも、行き脚がついてからはスムーズに流れに乗り、先頭で２障害下へ。障害の天板で止まりかけたが、なんとか踏ん張ってひと腰でまとめていたし、結果は６着も、レースぶりは悪くなかった。今回は５００キロ定量初挑戦となる。軽馬場の時計勝負を得意としている馬だけに、５００キロの荷物なら持ち味であるスピードとキレを存分に発揮できるはず。変わらず好調を維持しており、チャンスが十分にある。