タナボタチャン 道中、障害下でじっくりとためて仕掛けたとはいえ、前走も障害はひと腰でまとめていた。結果は７着も、内容は悪くなかった。今回は特別条件で６９５キロと一気に増量されるが、障害が安定している今の状態なら対応しても不思議はないだろう。互角にやれる力を持っているし、障害次第では首位も十分に狙える。警戒が必要。

　ムサシブラザー 除外明けの前走は珍しく障害で置かれてしまい９着。それでもひと叩きされて体調の方は確実に上昇している。特別条件で斤量が増加されているが、障害に関しては不安のない馬だけに、７１５キロの荷物にも対応できる。積極的な競馬を仕掛けて行ければ上位争いも可能。

　ジェイファースト まだ障害をひと腰とはいかないが、止まってからはしっかりと腰を入れているし、レースぶりは悪くない。二の腰の入りが安定している今なら基礎重量の増加にも対応が可能だろう。終いは確実に脚を使える馬。障害を早めに降ろすことができれば勝ち負けに加わっても不思議はない。警戒が必要。