キタノボブサップ 前走は道中で楽な展開を刻めたとはいえ、障害をひと腰でまとめトップ抜けしてそのまま押し切りと好内容のレースで完勝。ひと開催間隔は開いたが、キッチリと調整されており、仕上がりに関しては不安のない状態。能検から能力の高さを見せていた馬。このメンバーが相手でも互角にやれる力を持っている。障害にも自信を持っているし、斤量増加にも対応が可能。引き続き好勝負が期待できる。

　テンクウ テンに置かれた前走だが、行き脚が付いてからはスムーズに流れに乗れていた。道中で息を入れて追走できたとはいえ、障害をひと腰でまとめてそのまま押し切った。勝ち時計も２分を切る１分５９秒６とマズマズだった。ただ、今回は一気に相手が強化。斤量が増加されているし、スピード血統のこの馬にはどうか。テンに置かれる面も残っており、勝ち負けに加わるには展開の助けが必要となる。

　カイセドクター デビュー戦となった前走は道中から早目の競馬。しっかりと障害をひと腰でまとめ直線余裕を持って抜け出し、完勝。あのカカリなら１０キロ加増されて４９０キロとなるここでも崩れることはない。馬体も大きく成長しており、これからの更なる飛躍が期待できる馬。相手は強化されているが、前走からの上積みも見込めるし、この中に入ってもヒケを取らない走りが可能だろう。無視はできない。