ブラックテーオー(見送り) ペースが遅くなった前走でもスムーズに流れに乗れず６着。スピードのある４歳馬が相手となるここは流れが遅くなることはないし、テンに置かれる面があるこの馬には展開が厳しい。今季ここまで４戦して⑨⑦⑤⑥着とひと息の結果が続いており、２回使いとなるここも勝ち負けまでは難しいだろう。うまく流れが向いたとしても入着が一杯。見送りが賢明。

　コウシュハシンザン(アテには) 前走は道中からジックリと息を入れて追走したが、障害で止まってからの腰の入りがひと息で大きく手間取る内容。砂が乾燥して馬場の脚抜きが良くなり、時計も速くなっているし、障害にムラが残るこの馬には厳しいだろう。勝ち負けに加わるには展開の助けが必要でアテにしづらい面が多い。決め脚上位の存在も、大きくは狙えない。

　イナノトップ(見限り禁物) 前走はしんがり負けと今ひとつの結果に終わっているが、強力な同型が揃い、この馬の走りができなかっただけに、仕方のない結果。厳しい展開の中でも障害はキッチリとひと腰でまとめていたし、内容は決して悪くなかった。今回は前走に比べて組み合わせが楽になっている。この中に入れば前走のように後方からの競馬ということはないはず。昇級２戦目で慣れも見込めるここなら前進が可能だろう。デキ落ちもなく、見限りは禁物。