カネサスペシャル 前走は障害で止まり、ふた腰かかった分、７着に敗れたが、腰はしっかりと入れていたし、内容は悪くなかった。馬場の脚抜きが良くなれば障害のカカリも良化してくる馬。７００キロの荷物も２度目で慣れが見込める今回はひと腰でまとめることが十分に可能だろう。昨年度のばんえい大賞典を制しており、この中に入ってもヒケを取らない力を持っている。デキ落ちの心配もなく、無視できない。

　ミノルシャープ ４歳限定の特別条件となった前走は直線で末の甘さを出してしまい４着に敗れたが、斤量が増加された中でも、障害はひと腰でまとめており、上々のレースぶり。前走も勝ち馬から１秒差と大きく負けていないし、この中に入っても力で見劣ることはない。今回は馬場の脚抜きも良くなりそうで、終いの粘りも増してくるはず。中間も変わらず素軽い動きを見せて、好調を維持している。連覇も狙える。

　ミスタカシマ Ｂ１クラスからのスタートとなった今季でも大きく崩れることなく、スムーズな走りができているのはこの馬の能力の高さを証明するもの。今回は４歳相手の重賞で条件は更に厳しくなるが、障害に関しては自信を持っているだけに、斤量増加には対応できそう。最軽量の６６０キロならヒケを取らない走りが可能。脚抜きのいい馬場も得意としているし、軽くは扱えない。