以前は一瞬しか切れる脚が使えない、やや短差しの色が感じられる末の伸びだったが、近走は早めからのスパートでも長く脚が使えるまでに良化。７歳馬ながら、まだ走りは進化中。今回も浮上注意。

前走はペースアップにうまく対応できず失速してしまったが、休養明けの影響も出ていたような走り振りだった。昨年の本競走では、勝負どころで包まれてスムーズさを欠きながらも小差④着。当時より斤量軽減、実戦叩き２走目の上積み見込めば、一変の可能性は十分。

一昨年春の兵庫転入後から４連勝で重賞戦線に名乗りを上げたが、骨片除去手術のために休養へ。ただ、その後も勢いは衰えるどころか、更なる加速を見せ、８戦７勝②着１回とほぼパーフェクトの成績。満を持して今回重賞初挑戦。素質馬がいよいよタイトル奪取へ。