１勝馬ではあるが、昨年１２月の全国交流牝馬重賞・フォーマルハウト賞では、メンバー中２位の上がりを繰り出し④着と好走。後半勝負に賭ける脚質は重賞戦の締まった流れに合っているようにも感じる。ただ、今回は前走から中４日での遠征競馬。小柄な牝馬だけに、馬体重の維持がカギになりそうだ。

前走は最内枠を利して強引にハナを奪って行ったが、そこから引っ掛かってしまい、リズムの悪い逃げとなってしまっていた。これまでの好走を見ても、ベストはスローペースでタメながらの逃げ。素早く流れの主導権が握れれば。

まだ実戦で気ムラな面があるようで、特に砂を被る展開では、怯んで進みが悪くなる傾向もある。馬群で揉まれず、気分良く道中進められるかどうかがカギに。