上位３頭には離されたが、ひと脚を使って④着とは０秒３差だったし、７戦ぶりの１４００メートルにしては対応できていた。元々は結果を出していた距離だけに、続けて使われることでの上積みがありそう。

Ａ２メンバーになると微妙にペースが違うのか、３走前や以前こちらのＣ～Ｂ級に在籍していた時のような鋭さが見られない。それでもまったく伸びてこないわけではなく、現実に近２走もメンバー３位以内の上がり時計はマークしている。続けて１４００メートルを使うことで慣れも見込めるし、見限りは早計。

メンバーのなかで唯一、Ａ１クラスで勝利経験あり。しかも２勝している（６走前も実質Ａ１戦だったのでそれも合わせると３勝）。脚部不安で７カ月半の休養を挟んだあとは精彩を欠いていたが、前走で久々の逃げに持ち込むと、降級利も作用してゴール直前まで先頭で粘り、首、首差の③着。いよいよ本調子を迎えた様子。先手さえ奪えれば再度しぶとさを発揮しそう。