これまでは終いに賭ける形で差し切り狙う競馬が主だったが、近走はテンから流して行く競馬でも好走を続けており、レース振りには幅が出てきている。７月以来の実戦だが、前回の休み明けだった６走前には、今回と同条件戦で小差②着と好走。久々もそこまで苦にするようなタイプではなさそうだ。

前走は素早く先手が奪えたことで、早い段階でペースを落とすことにも成功。その貯金を生かし逃げ切り勝ちを収めた。追って甘いタイプだけに、今回もいかに前半楽な流れで先行できるかがポイント。序盤の立ち回りがカギを握る。

兵庫転入後の３走はワンペースなダラダラした走り振りだったものの、前走は番手でジックリ構える形からメンバー最速の上がりを繰り出し②着と、これまでのイメージを払拭するかのような好走。今回もメリハリを付けた立ち回りができれば、上位進出も。