前走に関しては逃げて勝ったナリタシンのペースについていった先行馬が軒並み崩れる展開だったのでやむなし。ただそれを考慮しても近走は直線向いてからの伸びが物足りない。兵庫で③着５回、その内４回が昨年６～９月のＡ２Ｂ１戦と、暑い時季に挙げたものなので、一発の怖さはあるが…。

前走の敗因は痛恨の出遅れを喫したこともあるが、まず相手関係自体も強力だった。引き続きベスト距離での出走だし、今回はＢ１単独戦でもあるので、あとは発馬を決めてハナか番手の位置さえ取り切れれば巻き返してきそう。

２カ月半以上の休養はＪＲＡ所属時と地方所属時で各１回ずつあるが、どちらも初戦は着外→叩き２走目でＶ。それだけに半信半疑な部分も。ただ、前述の２度とも、距離や道中の位置取りが合っていなかったことも原因。今回降級戦だし、能検内容的にも、前付けさえできればいきなり好勝負になっていい。