これまで１７００メートルまでしか経験がなく、それもＪＲＡ時代の２２年８月の一度（⑫着）のみ。それだけにこの距離は未知数で。ただ、格上との混合戦＋減量Ｊ騎乗で今回は背５０キロ。断トツの軽斤量を生かしての粘り込みを一考する手も。

前走はハナを奪うとそのまま押し切ったが、少し集中し切れておらず、残り１００メートルでは２馬身ほどのリードがありながらも、ソラを使ったことで最後はハナ差まで詰められた。脚質に自在性があり、元々Ｂ１級で好走もしているので地力は互角以上。とにかく集中力だけ。

前走は直線外から脚を伸ばして勝ち馬と０秒２差、③着からは僅かクビ、ハナ差。末脚に賭けるスタイルな分で勝ち味に遅いが、シッカリひと伸びはするし、振り返ってみると昨年の夏場は１８７０メートルのＡ２Ｂ１戦で②着した直後に重賞・摂津盃でも善戦。ここも流れひとつ。