約２カ月ぶりの実戦だったネクストスター中日本は、３角手前で大きく置かれてしまい、そこから巻き返せず⑥着に沈んだが、叩き２走目だった前走の東海クイーンＣでは、番手から楽に抜け出す形で快勝。３走前には兵庫遠征を経験しており、当時の兵庫クイーンセレクションでは向正面一気の先頭で押し切る着差以上に強い内容。園田馬場でも圧倒的な走りを見せつける。

近走は終いに賭ける競馬でそれなりの安定感は出てきているが、その反面、自ら動いて行けない不器用な一面も。ゴール前浮上には展開の助けが必要に感じる。

決め手という点でもうひと押しに欠ける印象もあるが、最近は差し競馬への対応も見せており、３走前の兵庫クイーンセレクションでは直線追い上げて③着好走。牝馬同士であれば、展開ひとつで再び浮上の目はある。