近走は出たなりの位置取りから終いに賭ける競馬を続けていたが、その効果か、前走は積極的に先行させながらも最後までしぶとく伸びゴール前差し切りＶ。１４００メートル戦ではこれまで⑥⑩着と好走はないが、差し脚出てきた今なら。

これまでの好走は逃げてペースを落とし、息を入れてから直線もうひと踏ん張りさせる形であり、道中追走で脚を使わされる展開だと、まだモロい部分が残る。今回は重賞戦で同型馬も強力。果たしてうまく息が入れられるかどうか。

デビュー戦では、逃げからメンバー最速の上がりで後続を突き放し完勝。続く前走の２歳ＯＰ戦は、やや競り合う形での逃げになりがらも、ゴール前あと少しのところまで粘り②着。昨年１２月の遅いデビューではあったが、そんなことをまったく感じさせない質の高いレースを見せている。重賞舞台でも一気の押し切りを狙う。