近走は直線詰め切れない結果が続いているが、元々そこまで切れるタイプではないだけに、スローの上がり勝負による差し比べでは分の悪さを感じる。淀みないレース展開になれば直線浮上の目も。

早め先頭でそのまま押し切った前走が着差以上に強い内容だった。園田コースは初となるが、ＪＲＡでの小回りコースへの適性を見る限り、問題なく対応できそう。休み明け初戦から好走できるタイプであり、ローテーションにも不安はない。うまく前、前で捌けるようなら、前走同様の押し切りが狙える。

３歳時は重賞３勝を含む４勝、１０戦して掲示板を外したのは僅か１回のみという抜群の安定感を見せていた。４歳の昨年はやや勝ち味に遅くなっていたが、それでも牝馬交流重賞では常に上位争いを展開。園田馬場への適性もある。ただ、今回は昨年１０月以来となる交流グレード戦。当時の着差を考えると、ＪＲＡ馬相手では分の悪さを感じる。