'２０年の兵庫ダービー馬であり、その後もＡ１クラスでコンスタントに活躍するなど、実績はこのメンバーに入っても上位の存在。ただ今回は１０カ月の休養明け。展開的にも自分のスタイルに持ち込めるかどうか微妙な印象で…。

１２３０メートルでもハナを取り切れるテンの速さが持ち味。近走は４角で捕まる競馬が続いているが、道中スローの展開は不向きで、４走前のようなハイペースで逃げて後続に脚を使わせる形が理想。枠も枠なだけに行き切れば怖い存在となる。

兵庫転入の際にデキが落ちていたという陣営のお話からも、まだまだ良化途上。ただＪＲＡ在籍時にはＯＰ競走・名鉄杯（中京１４００メートル）で②着の実績があるし、近走も着外とはいえ、そう大きくは離されていない。注意は必要か。