１０月２５日出走前の段階では現級１７戦で掲示板を外したのが僅か２回だけと安定感抜群だった。そんな馬がまさかの連続大敗。どちらもハイペースに巻き込まれたのが要因のひとつと言えそうだが…。

１７００メートル戦だったのじぎく賞は折り合いが付かず早々に息切れ。楠賞は１角手前で接触、バランスを崩して落馬、競走中止。牝馬重賞２勝を挙げている実績と実力は古馬Ｂ１相手なら即通用しそうだし、気合を全面に押し出した先行型なので距離も合う。近２走は度外視。

前回はゴール寸前で差し切り勝ち。上がり３Ｆはメンバー中２位タイで、大幅馬体重増だった再転入初戦時よりも末脚の鋭さが増していた。ＪＲＡ１勝クラスで善戦、４走前の交流戦では地元Ａ１馬などに先着していることから、初のＢ１戦でも臆することはない。