昨年１２月の、５７キロを背負いながら現Ａ１級のニネンビーグミを差し切った一戦は評価できる。近走は決め切れないレースが続いているが、涼しくなってきたことでそろそろデキが上がってきても良さそうだし、陣営のお話によると、この中間は牧場で鍛え直してきたとのこと。その効果にも期待。

兵庫転入直後はＡ１格付けということもあり着外が続いたが、降級初戦の５走前には③着に食い込み波乱を演出。今回は４カ月の休み明けだが、その間Ｂ１へ降級したことで相手関係は緩和。それなりにやれて不思議ではない。

ベスト距離は８勝を挙げる１２３０メートルだが、近走は１４００メートル戦でも無難に対応。前走の勝ち馬メイショウシマトとの斤量差は今回３キロ。その点を生かし、前々で立ち回って粘り込めるかが焦点となる。