好位でジックリとタメて行ける展開では直線鋭い伸び脚を見せるが、道中追走で脚を使わされる展開になると伸びが甘くなるタイプ。落ち着いた流れで後半まで脚を温存できればゴール前浮上も。

前走は直線に向いて伸び切れなかったが、２角からのスパートといつもより仕掛けのタイミングも早かった。元々は終い堅実なタイプ。ジックリと脚をタメて行ければ崩れることはないはず。

２歳の夏には道営で２勝、１２月に川崎へ移った直後も２勝、オープン戦で好走実績もある実力馬だが、昨年１０月の戦線復帰後からは成績下降。前戦地の佐賀でも②着は１回あるものの、縦長の前崩れ展開に乗じてのもの。現状の走り振りからも、上位へ進出するには展開の助けが必要に感じる。