２度目のグレード競走挑戦だった前走は⑦着に終わったが、初コース＋Ｓペース＋微妙に距離が長かったなど敗因多し。夏馬で、現実に今年も気温の上昇とともに気配は着実に良化している印象。追い込み脚質ながら、道悪や時計の速い馬場になったとしても対応可能だし、このメンバー構成なら実績も最上位。後方から切れ味抜群の鬼脚を発揮してくれそう。

初戦は案外な結果に終わってしまったが、前半、最内で包まれ気味の少し窮屈なポジションとなり折り合いを欠く場面もあった。昨年６月のＪＲＡ３勝クラスで③着している力や、小回りコース実績を考えると前走だけで判断するのは早計か。スムーズに動ければ。

少しズブさがあり、直線に向いてからようやく伸びてくるケースが多いが、Ａ１昇級後も⑤③④着と常に上位争いは演じている。直線で横一線の混戦模様になっていれば、Ｇ前抜け出しの可能性も。