乗り難しさや頭の高いフォームからも、差し競馬で切れ味勝負になるより先行してしぶとさ比べの展開になった方が良いタイプ。元々Ａ１で好走していた馬で力は秘めているだけに、理想のポジションに付けられれば。

前走は初めての１２３０メートルというのも影響したかもしれないが、発馬でやや後手を踏んで後方からの競馬になったことも要因か。元々ＪＲＡ時代は１２００メートルが主戦場で②着１回③着３回もあるので感覚さえ掴めれば問題ないはず。あとはある程度前付けできるかがカギ。

３走前は４角大外から脚を伸ばして③着に半馬身差。近２走はパッとしないものの、流れひとつで巻き返す力はある。昨年３月の１２３０メートル戦で大敗しているのは気懸かりだが、行きたがる気性や門別・大井の１２００メートル戦成績（１．６．１．０）からすれば対応できて不思議ない。