昨年の同競走は②着だったが、逃げたイグナイター(③着)を早めに捕えに行ったところを勝ち馬に差されたもので、負けて尚強しと言える好内容だった。前走のＪＢＣスプリントでは大きく着順を落としてしまったが、あれは海外遠征後の初戦で疲れが残っていたのかも。ここは大幅な変わり身を警戒。

今年はここまで計１２回の他場遠征を経験しているが、最高着順は金沢競馬の重賞・日本海スプリント(９００メートル)の⑤着。馬場替わりの影響は少ないとしても、グレード競走ではさすがにどうだろうか。

２走前の盛岡・クラスターＣが地方初遠征だったが、力の要るコースにも動じることなくグレード競走初Ｖ。続く大井・東京盃は終始内で窮屈な競馬を強いられながらも小差③着。今回コーナーが増える点がひとつ課題となりそうだが、スンナリ先行できればアッサリ押し切っても不思議はない。