約６カ月の休養明けをひと叩きした上積みを期待したいところだが、陣営のトーンは今ひとつ上がらない。確かに攻め馬の動きにも年齢による衰えを感じさせ、大幅な変わり身は見込みづらい現状。

発馬が鈍いのでどうしても後方からの競馬になるが、お終いひと脚使えるタイプ。今回は１２３０メートルに距離短縮となったが、ＪＲＡ在籍時には中山のダート１２００メートル戦の重賞で０秒９差⑧着。この結果を見れば短差しの可能性は十分ある。

休養から復帰後は安定したレース振りですべて④着以上。特に直近２走は重賞で③③着と善戦健闘。確かに③着が１１回と少し詰めの甘い印象もあるが、今回は６連勝と勢いに乗るパールプレミア以外は怖さのないメンバー構成だし、チャンスは十分ありそうだ。