４走前の日本海スプリント(東海・北陸交流重賞)では出脚で若干置かれながらも最後までしぶとく食い下がり小差④着。３歳時には兵庫に在籍し３戦２勝②着１回と馬場適性の高さも証明済み。得意のコースで重賞初Ｖを狙う。

昨年１０月の出走取消し後はやや低調な走りを続けていたが、６月の園田ＦＣスプリントでは、それまでの不振が嘘だったかのような鋭い決め手を発揮しＶ。前走の地元重賞でも②着と完全復調を示す好走を披露。兵庫遠征は今回で３回目、まさに勝手知ったる舞台。またまた豪脚炸裂かも。

摂津盃は②着に終わったものの、他の人気先行勢を封じるべく早めにペースを押し上げて行く勝負に打って出ての結果。負けて尚強しと言っても過言ではないほどの好内容だった。近走こそ中距離戦への対応を見せているが、ＪＲＡ在籍時の成績を含めても連対のほとんどは１４００メートル以下。スピード勝負はむしろ望むところだろう。