２走前の兵庫ユースＣ、前走の菊水賞はともに折り合いを欠いた同型馬に道中絡まれる展開で、息が入れづらい苦しい競馬。それを考えると連続②着でも常に内容は負けて猶強しと言えるだろう。マイペースの展開にうまく持ち込めるかどうか、そこさえクリアできれば悲願の戴冠も見えてくる。

菊水賞は中団追走のまま終わったが、前走の兵庫ＣＳでは地元最先着サラコナンに次ぐ⑥着と善戦。切れる脚は使えないものの、一戦毎にしぶとさを増してきたし、位置取り次第では上位食い込みも。

戦線復帰初戦の兵庫ユースＣは最後の直線で上位馬に大きく離されたが、その後の菊水賞では０秒４差④着、前走の３歳Ａ戦ではその勝ち馬シェナキング相手にクビ差まで迫る②着と内容は良化の一途。距離慣れが見込める今回は逆転の目が十分ありそうだ。