転入初戦は控える競馬を選択するも行った行ったの展開になってしまった上、この馬自身も折り合いを欠いて３角で早々と失速した。ただ、芝短距離重賞で活躍の兄姉がいる血統だけに距離は合いそうだし、岩手在籍時のように前付けしてしぶとさを発揮する展開に持ち込めれば前進がありそう。

前走は後方からの競馬になって持ち味を出せなかったので度外視していいだろう。スムーズに先行できた時はしぶとい馬、スタートを五分に出れば前進がないか。

逃げたときは滅法しぶとく、これまで１７回逃げて馬券に絡めなかったのはわずか２回だけ。血統背景から８００メートル戦の適性に加え、今回は同型の快速馬が揃ったメンバー構成という気懸りな部分はあるものの、ハナにさえ行ければ。