重賞では③②③⑤②着と善戦止まりで、今回は更にメンバーが揃った。絶好の１番枠確保でも、隣に快速の２歳王者がいては展開利は望めそうになく、１７００メートルも血統的に微妙。過度の期待はどうか。

有り余るスピードをコントロールして、ここまで５戦無敗の２歳王者。ＪＲＡ勢を含めてもこの世代のトップ評価というのは疑いようがない。今回は初めての１７００メートルになるが、母の父がステイゴールド。勝ちっぷりなどを見れば折り合いもつくタイプなので十分こなせると判断。牡馬にしては小柄で鉄砲もＯＫ。枠順もよく、力通りの走りができればあっさりＶ６のシーンまで。

先々週のクラシックトライアルを制して東京ダービーまでの出走権を確保。開催こそ違うが、雲取賞と０秒１差の勝ち時計も評価できる。強敵に揉まれながら確実に力をつけており、前が止まる展開、流れになってくれれば一発あり。