グランダム・ジャパン２０２３の３歳シーズン女王。遠征競馬や重賞挑戦の経験豊富で、Ａ２格付けながらも地力はＡ１と比較しても見劣らない。今回の最終追い切りは好時計をマークしており、デキは前走以上といえそう。斤量５２キロを生かせれば勝ち負け可能だろう。

昨年の新春賞③着の実績を考えると、近走の走りぶりはやや精彩を欠いているように映る。ただこの中間は前走以上に攻めを強化してきたし、近走馬券に絡んでいるのは１８７０メートル戦なので、１Ｆの距離短縮も好材料か。変わり身期待。

２走前の園田金盃では③着から０秒２差の④着。最下位人気ながら、中団からしぶとく脚を伸ばしてあわや大穴演出という走りを見せた。ベストは全１０勝を挙げる１４００メートルではあるが、立ち回り方ひとつで距離をこなせるので、いかにロスのない競馬ができるか次第。