昨年は３月の姫路戦以降、勝利を挙げることができなかったが、兵庫サマークイーン賞、兵庫クイーンカップではともに上位争いに加わる直線鋭い伸びを見せていた。地元牝馬同士であれば、地力はトップクラス。久々のタイトル奪取も十分有り得る。

これまでの連対はすべて１４００メートル戦だが、ＪＲＡ在籍の３歳時には芝１８００メートル戦で④着に好走した実績もあり、距離への対応力はありそう。得意としている淀みないペースでの先行競馬に持ち込めれば。

転入初戦の前走は、向正面のペースアップで置かれる形になったが、直線向いてからは盛り返す場面が見られた。これまで２勝は１４００メートル戦だが、中距離ダート戦でも②着に好走した経験があり、距離の長短はそこまで問わないタイプに感じる。勝負どころで踏ん張り切れれば、上位進出の目も出てきそう。