ＪＲＡ東京の新馬戦Ｖ、地方移籍後は南関東のＣ１～Ｂ３級で計３勝、佐賀Ａ２で３勝の実績馬。しかし今春から兵庫転入後の前走までは見せ場すら作れていない状態。ここも見送りが妥当。

初めての１２３０メートル戦だった前回は、鞍上の仕掛けに反応よく動いて４角先頭からの押し切り。１分１９秒７は、前日のＢ１戦の勝ち時計より０秒２速かった。掛かる気性のため、淀みない流れになりやすいこの距離はベストなのだろう。昇級戦でもいきなり上位争い可能。

以前は道悪馬場での逃げ競馬が好走パターンだったが、最近はどちらの条件にならなくとも結果を残しており、成長、進化が窺える。１２３０メートルへの距離延長も問題なさそうだし、メンバー上位のスピードを武器に押し切りを狙う。