ＪＲＡで未勝利を勝ち上がり後すぐに南関東へ移籍。船橋・浦和・大井と、コース形態問わず３勝をマークした自在な対応力が武器。近走は４走前の④着以外目立つ成績がない中での兵庫転入だが、南関東の高いレベルで争ってきている地力は初戦から軽視禁物だろう。

気難しさから走りにムラがあるが、近走は差す競馬が板に付き①④⑤着とそれなりに安定。特に前走の摂津盃、前有利の展開を唯一追い込んできての入着は評価したいところ。相手関係も幾らか緩和される今回、一気の差し切りシーンがあっても不思議ではない。

５頭立ての⑤着とはいえ、前走は最後方から向正面インをスルスル進出。直線は伸びを欠いたものの、見せ場は十分に作れた。距離も１４００メートルの方が合いそうだし、減量騎手起用が良い方に出れば。