１２３０メートル戦は昨年１１月の⑩着以来だが、当時は激しい先行争い、道中も厳しい流れとまったく展開が向かなかったのが敗因。ＪＲＡ時代に１４００メートルで③着２回もあるし、本来ならこなせない距離ではない。上がりにかけて確実に脚を伸ばすタイプでもあるので、近２走躓いているスタートさえ五分に出られれば。

４角大外回りから直線追い上げて、兵庫在籍後初の入着。上がり時計もメンバー２位をマークと、転入後で最も見せ場を作れた一戦となった。まだ過信はできぬが、昨年の門別・牝馬重賞③着の実績など、地力だけなら上位の存在。前走をキッカケに前進がないか。

前残り傾向の強かった当日の馬場状況で中団から差し切った前走内容が優秀。タイムも翌日のＢ１戦勝ち時計を０秒９上回っていた。これまで現級の単体戦では②着が最高着順と、あと一歩足りなくなるが、勢いに乗って殻を破れるか。